システム開発で見積依頼を受けた時に注意しておきたいこと

2011年12月12日 20時40分

システム開発で見積依頼を受けた時に注意したい点は、レビュー時間やテスト時間に漏れが無いことやバッファをきちんと設けているかなど、本来やるべきことの考慮が抜けていないかという点である。システム開発の現場では、通常開発の見積依頼とは別に、何か問題がある毎に、問題を解消する為の見積依頼を受けることが多い。大概、その問題は、開発者側に非がある為、何とか早く問題解決しなければいけないと思い、本来やるべき工程を省いて見積を作成しがちになってしまう。


確かに問題解決にあたって、なるべく早く対処をする為に、必要最小限の工程だけで対応するのは、相手に対する誠意ともいえなくはない。しかし、本来やるべき工程を省くことで、問題そのものは解消しても新たな問題を生み出す可能性がある。もし、そうなった場合、目も当てられない。相手からの信頼は、失墜し、また、新たな問題の解消の為予定外の作業が発生し、同じチーム内の他メンバに迷惑を掛けてしまうことになるのだ。だから、見積依頼を受けた場合は、問題解消ばかりに気をとられないようにしなければならない。


とはいえ、見積依頼を受けた人からすれば、問題解消にばかり気をとられるなといっても、冷静さを失っていることも考えられる。だから、見積りができあがったら、相手へ提出する前に、必ず第三者によって、工程に抜けがないかをチェックする仕組みを設けておくとよい。チェックする第三者は、全体を見渡せるチームリーダーか、プロジェクトマネージャーが望ましい。